即興で紡ぐ音と言葉

ウクレレで簡単なモードなコードを弾きながら、思いついた言葉を歌ってみました。音に寄り添うといろんなイメージが浮かびます。それをできるだけ”まるい言葉”にして吐く。ブルースに限りトゲを刺しても(刺激のあるイメージを突き刺しても)構わないというルールを自分でつくりました。声の質はふわっとしているので、多少刺してもそんなキツいことにはなっていかないと思います。全体、これ、すごく気持ちがいい。やってて、すごく気持ちがいいものです。時間を忘れてしまうので、目覚まし時計が必要です(代替物を思案中…例えば、ロウソクとかで…時間が来たら”テン”とかなるもの、落ちるものとか探しています。)。どんな景色が今後出てくるのか楽しみです。紡ぐ言葉、イメージは空中分解することもあります。それもひとつですが、基本は一つのものを追っていく感じにしたいです。どんな言葉が出てどういう展開をするかはその時次第です。「静寂のなかの躍動、躍動の中の静寂」がテーマです。今までの言葉のない朗読会のスキャットも使いつつ、言葉を乗せて、イメージが浮かぶような作品にしたいです。

 例えば…

July.9、2017の1試行の場合

ーーーー Bm/GーAm/Gを行ったり来たりしながら浮かんだものーーーー水の底をゆっくり這うように歩く。

大きな池がある。橋があって。橋をわたる。橋のうえにはシャボン玉みたいなたまころがいっぱいある。歩いてそれに脚が当たると、そのシャボン玉が割れる。割れる時、音がする。どんな音だと思う?…。内容はLIVEにて。

 

 July.8,2017の2試行の場合

ーーーー C7ーF7を行ったり来たりしながら浮かんだものーーーー徹底的にブルージーだった。

傷口に青いものを塗った。友達がすすめてくれた青いもの。ところが、これがかなり痛いぞ。ヒリヒリする。あろうことか、塗るのに使った指までヒリヒリする。良薬口に苦しというけれど、これもその類なのかな。なかなかとれない、指の青。傷口はうずくし、これがなおっていってる印なのかな。傷の赤と塗った青が絵具をまぜたみたいになって。

 

ーーーー Cmajor/GーB♭major/Gを行ったり来たりしながら浮かんだものーーーーこれは静かだった。

水ガラスの中を歩いてる。たぶん、水ガラスだ。これ、ただのガラスじゃない。ちょっと、とろんとしてるから。ちょっと足がねとつく。向こうがなんとなく見えるけど、はっきりは見えない。おそらく、外は真夏の昼下がり。でも、なかは涼しい。上を見上げると空の青が見える。白い光も見える。あそこが、たぶん太陽だな。しばらく、歩いていく。そしたら、向こうに、遠い水ガラスの向こうに黒い塊が見える。ごしゃごしゃ動く。何かは分からない。あれ、何だろう。かなり、大きい。黒いもの。なんだと思う?さあ。でもすぐに分かった。それは、大きな鳥だった。ガラスのむこうで、それが宙に上がったから。そのまま、真上にやってきて、一瞬あたりが暗くなり、それから、だんだん、明るくなった。その鳥はどうも、太陽目指して飛び始めたらしい。だから、だんだん、黒いものは小さくなっていった。白い光のなかに吸い込まれていった。真夏の水ガラスのなかでそれを見てた。

 

まあ、こういうのもひとつやな。