魔方陣


漢詩を作りました。疲れました。

魔方陣を漢字でつくるような作業でした。

五言絶句です。右の図の漢字の横にある□が音を表しています。漢和辞典をひくと載っていて、それをメモしていきます。漢字の読み方には、抑揚のない平声(ひょうしょう)○と上下に抑揚をつけたりこもった音を出す仄声(そくしょう)●というのがあるそうです。その並べ方にちょっとしたルールがあって、それに従って漢字を並べていきます。例えば横の並びで見た時上から2番目の列が、○●●○ときたら、4番目の列は●○○●となるように並べます。また、2句目と4句目の最後は同じ音で韻をふむようにします。このような音のルールにしたがって並べるのは、唐の時代にできたものでそれ以前からあった自由な作り方の古体詩に対して近体詩というそうです。ああだこうだと並べ替えて、4、5時間、辞書と格闘しついに完成です。

 

漢詩をつくって楽しいのは、漢字の音をそろえるなかで、作者が当初意図しなかった意外な景色に仕上がることでしょうか。漢字の意味も舐めまわすようにつくるので、漢字を含めて言葉が立体的になっていく気がしました。

この詩の意味は、以下。

 

梅の枝が青い空に向かってのびていて、

輝く太陽は、ゆっくりと動いてゆく(昼間はそろそろと過ぎ去ってゆく)。

うつらうつらと見た夢は広々と果てしないもので、ひっそりしていて、風も無かった。

ただ誰かが打っている小さな鼓の音だけが響いている。

 

平城京跡をイメージしてつくりました。あそこに梅の木がたくさんありますね。この前そこでジェンベをトンとやったら気持ちよかったです。