A♭

ヒヨドリ(春~夏)※♩≒60
ヒヨドリ(春~夏)※♩≒60

ずっと気になっていた鳴き声でした。一体誰が鳴いているのかなあと。

と、いいますのも、音程をしっかり維持して鳴いていて、難しいことをするなあと前々から感心していたからです。

多少の変化はありますが、最初のA♭の音は完ぺきに維持して鳴き続けます。

聴いていると、「5度上のE♭を出したいんだけど、なかなか音程があがらないよ~!!やった!最後ちょっとだけ出た!!あ、でもまた最初から…」みたいに聴こえます。延々と発声練習を繰り返す、ほほえましい鳴きです。

 

今日この声の主の正体が分かりました。鳴いているのをこの目で見ましたよ。ヒヨドリでした。

秋や冬に聞く鳴き声とは全く違うものです。メスを呼ぶオスの声でしょうか。でも、気楽に鳴いている風でした。

 

気になったのでYouTubeで同じ鳴き方探して聞き比べたところ、どの個体もA♭から始めています。

A♭の音程が本能的に備わっているのか、喉のつくりがA♭から始めやすくなっているのか、分かりません。

でも秋や冬に他の音でかなり自由に鳴いていますから、

喉のつくりが音を決めているというのは当たらないかなあと思います。

私の予想ですが、A♭から始めるこの謡でないとメスはときめいてくれないのでしょう。

つまり、狙った音程で歌っているのだと思います。