スパイラル

ルート貝  from EXHIBITION FEBRUARY 2016
ルート貝 from EXHIBITION FEBRUARY 2016

 

 

 

La spirale du Modulor

(2016)

Designed by Fuku Ikeda 

54x37.5cm

 

建築家、ル・コルビュジェの考案したModulor(モデュロール)を参考にデザインした”らせん”を配した作品。


 

左上はルート貝(参照:西村鷹明著『物理数学道具箱』講談社)、Spiral of Theodorusです。

ルート貝は一番外側の線をつくる三角形の辺が常に”1”と決まっているため、劇的に大きく成長することはありません。2周目になっても中心からそれほど離れていかず、ちょうど螺旋階段を上から見たような感じになります。

 

 

黄金比を使って"らせん"を描くこともできます。これは、オウムガイなどにも当てはまり、約1.618倍の拡大したものをつなげていきます。1.618倍というのは、劇的な成長です。中心から”らせん”がどんどん離れます。黄金比のスパイラルは、その定義である1+1/φ=φというルールで長方形をつないでいくなかで生まれます。φ=1.618…となります。これは、フィボナッチの数列をもとに作図した”らせん”に近似します。

フィボナッチの数列をもとにデザインした”らせん”(試作)
フィボナッチの数列をもとにデザインした”らせん”(試作)

 

フィボナッチの数列の”らせん”は簡単に描くことができます。フィボナッチの数列:1、1、2、3、5、8、13、21、34…に従ってその長さの辺をもつ正方形をつなげて描きます。

 

生き物の成長のリズムがスパイラルを生み出しますが、遺伝子工学がご専門の方によると、卵割のリズムが生物の形に見られる”うねり”を生み出すという説があるそうです。 

 

 

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